皆さんこんにちは。今回は、雷が発生したときにどう身を守るべきか、また、家庭や屋外でできる予防策を分かりやすく紹介します。
昨日、奈良県で落雷の被害がありましたね。当時は雷注意報が出ていたようです。
「ゴロゴロ…」と空が鳴りはじめたら、雷が近づいているサインです。
雷は自然現象の中でも特に突発的で危険性が高く、落雷による死傷事故も毎年発生しています。
そんな雷について一緒に学び、屋外レジャーが多くなる季節に先駆け、備えていきましょう。
1. 雷の基本知識
まずは雷について軽く説明です。
- 雷は「雲と地面」「雲と雲」の間で電気が一気に放電される現象です。
- 電圧は10億ボルト以上に達することもあり、人や建物に落ちれば重大な被害をもたらします。
- 落雷が原因で起きる災害には、感電、火災、停電などがあります。
2. 屋外で雷が鳴ったときの対処法
昨日の雷被害のように、屋外で雷が鳴ってきた時の対処法になります。
✔ すぐに屋内や車の中へ避難
✔ 高い木の近くや金属製のフェンス・傘などは避ける
✔ ゴルフ場や山頂、河川敷などの開けた場所ではしゃがんで身を低くする
✔ 水辺(海、湖、川)には近づかない
※木の下は雨宿りに適しているように思えますが、雷が幹を伝って落ちる可能性が高いため危険です。
3. 屋内での注意点
屋外よりは安心ですが、対策や知識は必要です。
✔ 電化製品の電源を切り、コンセントから抜く
✔ 水道管や電話線などを通じて感電する可能性があるため、雷の間は入浴や洗濯を避ける
✔ スマホやパソコンの充電中は特に注意。落雷による過電流で壊れることも
4. 落雷に備える日頃の準備
✔ 雷サージ対策付きの電源タップを使用
✔ 防災グッズに懐中電灯やラジオ、モバイルバッテリーを追加
✔ 天気予報や「雷注意報」などをこまめにチェック
雷サージとは、落雷により一時的に過電圧や過電流が流れる現象で、PC等の家電製品に被害をもたらす可能性がある現象です。
5. 万が一、雷が近くに落ちたら?
- 閃光と同時に大きな音がした場合、非常に近くに落ちた可能性があります。
- その場に静電気を感じたら(髪が逆立つ、金属音がするなど)、落雷の直前です!
- 両足をそろえてしゃがみ、地面との接点を最小限にする姿勢をとりましょう。
まとめ
いかがでしたか。
雷は天候の変化とともに突然やってきますが、正しい知識と行動があれば命を守ることができます。
✔ 屋外ではすぐに建物や車へ避難
✔ 高い木、金属、水辺は絶対に避ける
✔ 屋内でも電源や水回りには注意
✔ 雷注意報を見逃さない習慣をつける
「たかが雷」と油断せず、正しい判断で自分と家族を守りましょう。
今回もありがとうございました。
コメント