通勤・通学中に被災したら? 日常からできる「移動時防災」のススメ

防災

皆さんこにちは。今回は、通勤・通学中の災害対策=「移動時防災について、すぐに実践できる備えや心構えを解説します。

地震や台風、豪雨などの災害は、必ずしも家にいるときに起こるとは限りません


多くの人は、通勤や通学、買い物、旅行などで日常的に外出しています。
災害が外出先や移動中に起きた場合、自宅とは違った行動や備えが求められます

自宅以外の場所で被災した場合の行動を一つでも覚えて、生き残る確率を上げていきましょう!

また、今までの記事で帰宅困難になってしまった場合の対策も話しているので、ご参照ください。


1. 外出先でもできる「移動時防災グッズ」の準備

いつもの通勤・通学で荷物にならない程度の防災用具が役に立ったりします。

携帯できる防災グッズを常に持ち歩く
モバイルバッテリー(スマホの充電用)
懐中電灯・ホイッスル(暗闇や閉じ込め時に役立つ)
非常食(飴やエネルギーバーなど軽量で長持ちするもの)
現金(小銭も含めて3,000円~5,000円程度)

※リュックやカバンに無理なく入るコンパクトな防災グッズを選ぶのがコツです。


2. 通勤・通学ルートの安全確認と代替ルートの把握

例えば、日常の中で、他のルートを通って帰宅してみるなどの対策をしてみてはいかがでしょうか。

普段のルートに危険箇所(川沿い、崖、古い建物など)がないか確認
公共交通機関が止まった場合の徒歩帰宅ルートも想定する
ハザードマップを活用して、避難所や避難経路を確認

※災害時は交通機関が麻痺することもあるため、徒歩での移動も想定しておきましょう。


3. 外出先で被災した時の行動ポイント

とても不安かと思います。でも、落ち着いて、まずは身を守ることを意識してください。

安全第一、落ち着いて周囲の状況を確認
大きな建物や看板、ガラス窓から離れる
倒壊の恐れがない場所で身を守る(カバンで頭部を保護)
揺れが収まった後、建物が安全かを確認して避難
公共交通機関の運行情報や避難所情報をスマホやラジオで確認


4. 帰宅困難時の対処法

無理に帰宅しようとせず、近くの避難場所や一時滞在施設を利用
職場や学校、周囲の人と協力して行動
都道府県や自治体が指定する「帰宅困難者支援ステーション」を確認しておく
家族や知人に自分の安否や居場所を連絡

※帰宅困難者支援ステーションは、コンビニ・スーパー・大学などにも設置されています。


5. 日常からできる「移動時防災」の心がけ

災害情報に敏感になる(天気予報や防災アプリを活用)
職場や学校での防災訓練にも積極的に参加
カバンに常備する防災グッズを定期的に点検・入れ替え
家族と「外出先で被災したときの集合場所・連絡手段」を話し合っておく


まとめ

項目ポイント
移動時の備えコンパクトな防災グッズを常に携帯する
ルート確認危険箇所や複数の帰宅ルートを事前に把握する
外出先での行動周囲の安全を確認し、落ち着いて行動する
帰宅困難時無理に帰宅せず、支援ステーションや一時滞在施設を利用
家族との連携集合場所や安否確認の方法を事前に決めておく

外出時に被災しても、事前の備えと冷静な行動が命を守ります。
皆さんも、今日からできる「移動時の防災」を意識して生活してみましょう。

今回もありがとうございました。

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