皆さんこんにちは。
今回は、防災バックの中身について解説していきます。
一言で防災バックと言っても、その人にあった内容と量になります。
家族がいる、独身、男性、女性etc..その人には、このバック。
といった感じで完全にオーダーメイドになるのは、想像できますよね。
そこで、一つ一つ入れるモノの名前を挙げるより、
役割として紹介していこうと思います。
前提として、避難する際は、
避難所に物資等が充実するまでの3日分を用意することが大切です。
消費するモノを準備する際には、覚えておきましょう。
命を守るための道具
まずはこれです。
話は逸れるのですが、消防学校の教官から、卒業式に贈られた言葉があります。
「君らは災害現場に行く。ただ、死ぬな。
死にさえしなければ、また人を助けれらる人財を作った。それが君たちだ。
だから死ぬな。たくさんの人を助けるために死ぬな。」と
命を守るという言葉を書くと、すごく薄っぺらに感じる方もいらっしゃるのですが、こんな思いを持って発信しています。
皆さまにも、この人が、ただ生きてくれさえすれば、幸せと思える人がいると思います。
同じように、皆さまを、そう思ってくれている方は必ずいますので、しっかり備えましょう。
- 瓦礫等の落下物:よく落ちやすいのは、エアコンの室外機と言われています。
- 夜間の暗闇:都会の方は、こんなに暗いのかとびっくりすると思います。
- 寒さ対策:暖房は基本ありません。小さくなる銀シート等を準備しましょう。
- ホコリ対策:災害時、有害な埃が舞い上がります。吸わないようにしましょう。
情報収集や連絡手段の確保
東日本大震災の際には、携帯の通話が完全に使えませんでしたので、得られる情報が、人づて、ラジオ及びLINE等のSNSでした。
今は、スマホがあり、全てを賄えていますが、逆に言えば、スマホが使えなくなったら終わり。まさに丸腰です。
- 情報源:手回しラジオ又は乾電池など電源、充電を必要としないもの。
- 電源:モバイルバッテリーやポータブル電源等です。まさに生命線。
生き延びるための食料・水
前提条件、覚えていますか。
避難所に物資等が充実するまでの3日分、でしたよね。
- 水分:一人当たり一日3ℓが目安です。
- 食料:長期保存できて、すぐ食べれるもの。
- 道具:忘れがちなのが、コップ。収納しやすいものが良いですね。
健康管理と衛生のためのアイテム
これは、本当に個人として入れるものの差が出ます。
しっかり吟味しましょう。
- 救急セット:主に絆創膏や消毒などの小さい傷に対処するもの
- 常備薬:個人の処方箋。また、風邪、胃腸薬が挙げられます。
- 衛生面:簡易トイレや生理用品、またウエットテッシュがあればとても便利です。
ストレスと不安を経験できるもの
災害時にはとても不安になります。
それを実感するのが、災害から2日目くらいの夜です。(私の実感ですが..)
命からがら避難してきて、一呼吸つき、自分たちの置かれた状況を理解し始めるからだと、私は分析しています。
その時に、ご自身やご家族が安心できるものが重要です。
- 精神的な支えになるもの:ご家族の写真や支えになるものなどです。
- 子供の不安を和らげるもの:おもちゃやぬいぐるみ、タオルケットなどです。
- 記録やメモを取るもの:情報などを書き込めるし、書くことによって頭が整理され、不安が軽減します。
衣類と日用品
避難所は基本的に夏とても暑く、冬とても寒いです。
ここを念頭に置いて準備していくことがポイントです。
- 体温調節:下着などの着替え、レインコートなど
- 避難所:忘れがちなのが、避難所で履くスリッパです。足を締め付けないだけでとてもリラックスできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最初にも書きましたが、防災バックは個人個人にあった内容になります。
是非ともいざという時に対応できるよう、
今できることを、ちゃんと、しっかり準備しましょう。
ありがとうございました。
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