皆さんこんにちは。今回は避難所で少しでも快適に過ごすための工夫について解説していきます。
避難所での生活は、多くの人と空間を共有し、環境も不安定なためストレスを感じやすいものです。
しかし、事前の準備や工夫によって、より快適な避難生活を送ることができます。この記事では、具体的なヒントを紹介していきますので、よろしくお願いします。
1 寝具の工夫
避難所の床は硬く冷たいことが多いため、寝具の工夫が必要です。
- 持ち運ぶことのできるエアマットや厚みのある銀マットを準備しましょう。銀マットは軽量で収納しやすく、体温保持に効果的です。
- ブランケットや寝袋も便利です。特に冬場には必須アイテムとなります。
- 段ボールも配られたりしますが、衛生面が気になる方はぜひ準備した方が良いと思います。
2 プライバシーの確保
避難所ではプライバシーの確保が難しいため、簡単な工夫が役立ちます。
- 簡易パーテーションや布を持参し、仕切りを作ることで負担が軽減します。
- 100円ショップで購入できる折りたたみ式パネルなども便利です。
- また、避難所は防犯等の観点から、照明が点灯したままにしておくことが多いです。そのため、アイマスク等は必須です。
3. 清潔さを保つ工夫
避難所では清潔さを維持することが健康管理に直結します。
- ウェットティッシュやアルコール消毒液を準備しましょう。
- ゴミ袋を複数用意し、ゴミの分別と衛生管理を徹底します。
- 歯ブラシや使い捨てタオルも持参すると便利です。
- 設営されたばかりの避難所の衛生観念は、避難所を運営する市民のボランティア次第です。絶対に自身の思っている衛生環境とは違いますので、準備をしておきましょう。
4. 食事の工夫
避難所では十分な食料が支給されない場合もあります。
- 非常食(カロリーメイトや乾パンなど)を3日分準備しましょう。1日あたり2000Kcalが目安と言われています。
- 温かい飲み物が飲めるように携帯用ガスバーナーがあると便利です。温かいものは本当に心が落ち着きますので、おすすめの準備品です。
5. ストレスを軽減するアイテム
避難所ではストレス管理も重要です。
- 耳栓やアイマスクで騒音や光を遮断できます。
- 本やカードゲームも気分転換に役立ちます。子どもがいる場合は、おもちゃや絵本を持参しましょう。
- ただでさえ非常事態で気が滅入っています。気分転換をして、復興への足掛かりとしましょう。
6. 健康管理
避難所生活では体調管理が非常に重要です。
- 持病のある方は常備薬を忘れずに持参してください。また、マスクや体温計も用意し、感染症対策を徹底しましょう。
- 避難生活が長引くと、運動不足におちいりがちです。簡単なストレッチや体操を取り入れて、血行を促進しましょう。
7 数字で見る避難所のポイント
イメージを掴んでもらうため、数字を取り入れてみました。
- 床面積:一人あたりの避難所スペースは一般的に「2㎡程度」が確保されると言われています。
- 食料:1日あたり「2000kcal」を目安に準備しましょう。
- 電源確保: 携帯バッテリーは「5000mAh以上」のものを準備すると安心です。これは、一般的なスマートフォン1回以上の充電が可能な容量と言われています。
まとめ
いかがでしたか。
避難所生活は誰にとっても負担が大きいものですが、事前の準備と工夫によって多少なりとも快適さを向上させることができます。
ご家族と一緒に必要なアイテムを揃えておき、万が一に備えて置いて下さい。
また、実際に被害に遭った際に「周りの人は避難生活で苦しんでいるのに、私たちだけ快適に生活してて大丈夫かな。」と思いがちです。
そうならないように、平素から備えてる人を増やし、快適仲間を増やせていけるといいですし、それが私の狙いです。
以上で終わりたいと思います。ありがとうございました。
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