いざという時に差がつく防災対策5選

防災

皆さん、こんにちは。
今回は、いざという時に差がつく防災対策についてです。

さて、災害っていつ、どこで起こるかわからないのが厄介ですよね。
ご家庭では、どのように防災をしていますか?

今から紹介する防災対策をいくつ行なっているか、振り返りながら読んでみてください!

1. 防災バックの準備

今や、防災といえば思い浮かべる人が多い定番の防災バック。
もう用意している方も多いことと思います。
しかし、忙しくてそこまで準備できない方からすれば、一から作成するのがとにかく面倒ですよね。

そんな面倒を解消してくれるのが、楽天やアマゾンなどといったECショップです。ここではなんと、必要なグッズがほぼ全て揃った状態で売られています。これは便利です。

ただし、中身の確認は絶対必須。いざという時、何が入っていて、何が使えないか、劣化していないか。絶対に確認してからすぐ持っていけるよう、玄関付近に置いておきましょう。定期的に中身の確認も忘れずに。

また、ご自身で防災バックの中身を作りたい方は、今後の記事をご覧ください。

2. 避難所・避難場所の確認

「どちらも一緒でしょ」と考える方も多いですが、避難の「用途」によって異なります。

  • 【避難所】
    一定期間滞在し避難者の生活環境を確保するための施設。
    よく皆さんが思い浮かべる避難先といえば、この場所です。学校の体育館などがあります。
  • 【避難場所】
    切迫した災害の危険から逃れるための施設や場所。
    代表的な災害は水害ではないでしょうか。津波や洪水などから一時的に身を守る高台やビルなどが挙げられます。

災害は本当にいつ起こるかわかりません。
お子様の登下校中、家族旅行先、勤務先など、この他にも色々想定できますよね。
その場面場面で避難先が違います。飲食店を見つける時のように、「ここにこんな場所があったのか」とか「あそこは近くて避難できそうだな」など、日常生活から気に留めておくことで、いざという時に行動できるようになります。

3. 自宅避難の備え

近年、感染症対策やペットがいる等の理由で避難所ではなく、自宅で避難するという選択を取る方も多くいらっしゃいます。
備えといえば、食料1週間分、非常電源の確保などを思い浮かべる方も多いと思います。

そんな中、忘れがちなのがトイレの問題です。地震などの災害では、ライフラインの復旧には順番があり、電気→ガス→水道の順番と言われています。となれば、復旧に時間のかかる水道がトイレ問題に直結することは想像がつきますよね。

「もしその時になれば買えばなんとかなる…」と思っているあなた。
もしその時は、周りの住民の方もそう思っているという事です。買うとすれば、今ですよね。

4. 合流場所の確認

家族の安否がわからない。これはとても不安になりますよね。
今は、災害用伝言板などの連絡手段がありますが、まだ使うことのできないお子様やご高齢の方、外国の方などが分からないことも考えられます。

そんな時に効果を発揮するのが、合流場所を決めておくこと。
これは単純に思えて絶大の効果を発揮します。家族等と合流できた時の安心感というのは何よりも代えがたいもので、それさえできればその後の被災生活もきっと乗り越えられます。

一つ注意なのが、消防署などの災害対応の公共機関のある場所を集合場所にしないこと。
災害対応中に、被災者支援のために人員を割かなければならず、対応の遅れを生じさせかねません。これを注意して、無事に家族等と合流できる場所を選んでください。

5. ご近所さんとご挨拶

最後に、あまり差がつかなそうな題名ですが、これも大切なことです。
皆さんもご存知かと思いますが、大規模災害時には「自助、共助、公助」という考え方があります。実際にも、始めにご自身の備えが災害時には差がつき、次に手を差し伸べてくれるのが自治会等の地域です。

実際に、6400人以上の方が被害にあった阪神・淡路大震災では、地震によって倒壊した建物から救出され生き延びることができた人の約8割が、家族や近所の住民等によって救出されており、消防、警察及び自衛隊によって救出された人は約2割という調査結果もあります。

挨拶を交わすというたったそれだけで、相手にとって他人よりご近所さんという感覚になり、いざという時に助けてくれることが上記の調査結果から分かると思います。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。
簡単にできること、今からでもできることを挙げさせていただきました。
日常の準備で災害時に差がつくことが分かったのではないかと思います。
今できることを、ちゃんと、しっかりしましょう。

終わりたいと思います。ありがとうございました。

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